スキニーギニアピッグの鳴き声はうるさい?
スキニーギニアピッグは、何か要求があるときに鳴きますが、うるさいと感じる鳴き方はしません。
この記事では、スキニーギニアピッグと暮らし始めて2年の筆者が、かわいらしくプイプイと鳴く彼らの魅力を紹介しています♪
なんだか不思議でめずらしいスキニーギニアピッグの疑問を解決できたなら幸いです。
スキニーギニアピッグの鳴き声はうるさい?
スキニーギニアピッグがうるさいって本当?
スキニーギニアピッグの鳴き声は、全くうるさいと感じません。
お腹が減った、かまってほしい、警戒している時に鳴き声を発しますが、近所迷惑にならない程度です。
同じ家の中でも離れていれば聞こえませんが、隣の部屋には聞こえる程度の大きさです。
むしろ、プイプイ鳴く姿はたまらなくかわいい♪
かわいいスキニーギニアピッグの鳴き声について詳しく紹介します。
スキニーギニアピッグはどんな時に鳴く?
スキニーギニアピッグは、要求があると一時的に鳴きます。
無駄吠えと言われるような鳴き方や長時間鳴き続けるようなことはありません。
音量が大きいわけではありませんが、お腹が減っている時は、餌を入れてくれるまで鳴き続けることがあるので、うるさいと感じるのかもしれませんね。
個体によっては夜中に鳴いてうるさいと感じて眠れないという場合もあるかもしれませんが、我が家のスキニーギニアピッグは、夜分は静かです。
ペットショップや前の飼い主との生活リズムに合わせて要求する時間が決まっている子がいますが、だんだんこちらのリズムに慣れていってくれるので、心配しなくても大丈夫です。
長男(お世話係)が近くにいるときは、存在をアピールするかのように鳴いています♪
スキニーギニアピッグの鳴きは?
スキニーギニアピッグは普通のモルモットと同じ鳴き声です。
ペットショップでもあまり耳にすることがないので気になりますよね。
一緒に暮らしていると、人の気配を感じたり、冷蔵庫の扉を開ける音(野菜をもらえる)が聞こえたりすると、一生懸命プイプイ鳴いてアピールしてくれます♪
よく耳にする鳴き方はこちらです。
鳴き方 | 特徴と意味 |
---|---|
プーイプーイ(キュイキュイ) | 高めの音程で、甘えたような声に聞こえます。 餌や水が欲しい、かまってほしいなど、何か要求があるときに発します。 人がそばによると鳴く子が多いです。 |
ホニョッホニョ♪ | 室内で放し飼いにしている時、鼻歌をうたうような声で発します。 声の大きさは小さいです。 機嫌がいい時に聞けます。 |
キュイーッ!(キュッキュッキュ!) | 地震のアラートのような高音の大きな声。 興奮している時や、何かに警戒している時に発します。 |
グゥ(クックック) | 低い音で、声というよりは喉の奥で鳴らす音のような感じです。 機嫌が悪い時や怒っている時に発します。 |
我が家のスキニーギニアピッグはあまり怒ることはないおとなしい子なので、基本的には「プーイプーイ(キュイキュイ)」とご機嫌におしゃべりしてくれます♪
人が寄ってくると目を見ながら鳴くので、かわいくて仕方ないです!
スキニーギニアピッグの鳴き声の対策方法
スキニーギニアピッグがうるさいと感じない対策を教えて!
スキニーギニアピッグはうるさいと感じる原因と対処法はこちらです。
原因 | 対処法 |
---|---|
人の気配を感じて鳴く | 飼い主が過ごす部屋と別の場所にゲージを置く。 |
ストレスで鳴く | ・モルモットは電磁波の影響を受けると言われているため、テレビのすぐ近くにゲージを置くことはやめる。 ・ほかの動物を飼っている場合は、ゲージを近づけない。 |
要求を伝えるために鳴く | ・水や餌があるか確認する。 ・ふれあいの時間を固定して生活リズムを作る。 |
ゲージを噛む音がうるさい | ・噛んで遊べるおもちゃを与える。 ・部屋の安全な場所で自由に遊ばせてストレス発散させる。 |
このように、自分とスキニーギニアピッグにとって、お互いが過ごしやすい環境を作ることで、うるさいと感じる場面を減らせます。
ゲージを噛む金属音がうるさい時は、かじり木を設置することで騒音を軽減できます。
スキニーギニアピッグはなつく?寿命は?
スキニーギニアピッグってなつくの?
スキニーギニアピッグは飼い主を判断でき、ある程度なつきます。
モルモットは本来とても臆病な動物で、捕食動物の遺伝子があるため、追いかけられたり抱っこされたりするのは苦手です。
犬や猫のように甘えたり、一芸をしたりすることはできませんが、なでると喜び、膝の上でうとうとすることも♪
スキニーギニアピッグが喜ぶことを知って、ふれあいの時間をもっと楽しみましょう!
スキニーギニアピッグが喜ぶ触れ合い方
スキニーギニアピッグはおとなしい性格の子が多いので、嫌がることをしなければすぐに仲良くなれます♪
我が家のスキニーギニアピッグのふれあい方を紹介します。
抱っこする | 逃げ足が速いので、勢いよく右手で腹をつかみ、左手でお尻を支えて抱っこします。 |
なでる | 頭のてっぺんを指の腹でなでると目をつむって気持ちよさそうにします。 背中はゾクゾクするようで、嫌いみたいです。 |
マッサージする | 首や、耳の裏を軽くつまむようにぐるぐるマッサージすると気持ちよさそうです。 |
おやつをあげる | 「ここに行けばもらえる」と思ってもらえるように、必ず膝の上であげます。 どんなおやつより、パセリが一番好きです! |
挨拶する | おはよう、行ってきます、ただいま、おやすみ、など話しかけるようにしています。 何も言わないけど、近づくと目を見てくれます。 |
中には抱っこを嫌がる子もいますので、その場合は無理して抱っこしなくて大丈夫です。
目線の位置を同じぐらいにして話しかけるだけでも癒されますよ♪
スキニーギニアピッグはなつくとかわいい!
スキニーギニアピッグは、なつくと手から餌を食べてくれたり、自分から近寄ってきてくれたりするので、とってもかわいいです♪
スキニーギニアピッグは新生児のような、温かくてしっとりしたもちもちのお肌。
そんな彼らの魅力を紹介します。
ここには書ききれないぐらい、まだまだかわいい魅力がたくさんのスキニーギニアピッグ。
これからもどんな仕草を発見できるのかとても楽しみです♪
初めての場所で緊張して匍匐前進しているような姿も滑稽でした(笑)
スキニーギニアピッグの寿命
スキニーギニアピッグの寿命は、約4~8年と言われています。
元々、科学者が実験用に作った動物であるため、実際のところ寿命は個体差や飼育環境の違いによる影響が大きいとされています。
理想の飼育環境は、温度が20~26℃、湿度は40~70%程度です。
また、トイレを覚えず糞尿の量が多いため、衛生的な飼育環境を守るためにもこまめな掃除が必要です。
ビタミンCを体内で生成できないため、食事からのビタミンCの補給を促すことで、健康的に寿命を延ばせます。
家族として1年でも長く生きてほしいですよね♪
夏の暑さには強いですが、冬はヒーター完備!湿度計は必ず用意しましょう。
スキニーギニアピッグの飼い方♪
スキニーギニアピッグを飼いたい!お世話の仕方を教えて!
スキニーギニアピッグの飼い方は、餌やりとゲージ内のお掃除を欠かさずするだけでOKです♪
犬のように散歩に連れていく必要はなく、うさぎのようにジャンプ力もないためゲージから飛び出してしまう心配もありません。
ペット飼育経験がない場合や、仕事や学校で留守にしていることが多い場合でも飼育しやすい動物です。
しかし、無毛の動物のため、ゲージ内の温度管理など飼育する上で気を付けることもあります。
スキニーギニアピッグに幸せに過ごしてもらうための情報を、我が家で実際使っているお世話グッズを交えて紹介していきます!
飼育に必要なもの
飼育に必要なものは、ゲージ、ペレット、牧草(チモシー)、野菜、給水器、ペットシーツ、隠れ家(巣箱)があればひとまず大丈夫です。
ゲージ
うさぎ用ゲージなら、底がプラスチックになっているため足を痛めにくく、排泄物がついてもさっとふき取りやすいのでおすすめ!
100均のフェンスで囲いを作って、その中で飼育するという方法もできますが、掃除のしやすさや温度調節のしやすさを考えると、ゲージ飼いの方がお世話が楽です。
まき散らしたうんちや牧草も、ゲージ底の引き出しの中に落ちるので、まとめてお掃除ができるのも嬉しいポイントです♪
ペレット
ペレットのメーカーに特にこだわりはありませんが、「ビタミンC入り」を推しているものを選んでいます。
スキニーギニアピッグはビタミンCを体内で生成できないので、ペレットでしっかりバランスを整えてあげたいですね♪
牧草(チモシー)
スキニーギニアピッグは草食動物なので、牧草の「チモシー」が主食。
もりもり食べるので、2~3袋の買いだめは必要ですね…(笑)
うさぎ用でロングタイプが主流ですが、できればカットタイプがおすすめ。
ロングだとうまく食べられなかったり、目に刺さったりするため、カットタイプの方が安全で食べやすそうです。
ホームセンターには、低価格のものから高級チモシーまで様々な種類が売っています。
野菜
スキニーギニアピッグはビタミンCを体内で生成できないため、食事からのビタミンCを補給する必要があり、副食として野菜を用意します。
ほうれん草はビタミンC豊富ですが、カリウムがたくさん含まれていて尿石ができやすいので、与える時は量を控えています。
また、スキニーギニアピッグに与えてはいけない野菜もあるので注意しましょう。
これらの野菜は中毒を起こして命にかかわることもありますので、絶対にあげないように気を付けましょう!
我が家のスキニーギニアピッグは、パセリとピーマンが大好きです♪
給水器
給水器は、お皿にたまる水を自然な形で飲めるサイフォン式の皿型給水器がおすすめ。
スキニーギニアピッグは、よく見かけるウサギ用の給水器で水を飲むのが下手です。
しかし、お皿に水を入れてゲージにおいておくと排泄物や牧草が入り、衛生的ではありません。
(そんなに散らかさなくても…ってぐらい散らかります。)
サイフォン式給水器なら、ゲージに取り付けて高さを調節でき、飲み口も汚れにくいためストレスなく給水できます♪
ペットシーツ
トイレは全く覚えないので、設置しても無駄ということがわかりました。
現在はトイレを取り除いて広々居住スペースとして使っています。
消臭の砂をゲージ一面に敷いていたころもありましたが、とにかく糞尿がめちゃくちゃ多いので、コスパが悪いです。
今は、ペットシーツをゲージ内に1枚敷き、朝と晩に取り換えています。
いろいろ試した中では、この方法が一番楽で清潔だと感じています!
隠れ家(巣箱)
スキニーギニアピッグはとっても臆病な動物なので、隠れ家(巣箱)があると安心して過ごせるでしょう。
ペットショップやホームセンターに売っている小動物用の木箱がおすすめですが、おしっこが染みてしまい臭いが取れないことがあります。
100均グッズを活用して、お手入れしやすい巣箱を手作りしてあげるのもいいですね♪
身体がすっぽり収まるサイズのものなら、何でも代用できます。
爪切り
爪切りは自分で切ってあげることもできますが、ペットショップや動物病院で500~1,500円程度で切ってもらうこともできます。
爪切りのスパンは1~2か月に1回が理想的です。(伸び方には個体差があります)
うちの子は爪が黒いので血管がわかりづらいです。失敗が怖いため、1.5か月に1回動物病院で切ってもらっています♪費用は1,000円!
【春/秋】日光浴が好き
春、秋は気候が穏やかなので、お世話は比較的楽です。
我が家のスキニーギニアピッグは太陽の光がとても好きなので、カーテン越しに日が当たる場所にゲージを設置しています。
温かな日差しを浴びてお昼寝している姿に癒されない人はいないと思います…!!
【夏】クーラーの直風には注意
スキニーギニアピッグはほぼ無毛の動物なので、夏の暑さには比較的強いです。
だからと言っても、直射日光の当たる場所や、クーラーがついていない部屋で飼うのはNG!
健康管理をする上で、湿度は40~70%程度が最適なので、クーラーでしっかり除湿されている空間で飼育しましょう。
また、クーラーの直風を避けた場所にゲージを設置するようにしてあげたいですね。
服を着ていない状態でクーラーに当たるのと同じ条件と考えれば、スキニーギニアピッグの気持ちがわかるね!
【冬】寒さ対策はフル装備で!
スキニーギニアピッグは冬の寒さにめっぽう弱い生き物です。
日中の温度が25度を切るような日が続いたら、ペットヒーターを入れましょう。
真冬の寒い日はゲージ内に遠赤外線ヒーターを追加し、ゲージの上から毛布を掛けて防寒対策してあげてくださいね。
冬に食欲がなくなって病院に連れて行った年があるのですが、お医者さんに「ゲージ内が寒すぎるせいで食欲が落ちている」と指摘されました。
お医者さんから、冬のゲージ内の温度は28~30度ぐらいが丁度いい(人間が真冬に服を着ないで過ごして寒くない温度)と聞いたので、巣箱の裏にアルミのレジャーシートをプラスして、最強防備で冬越ししました(笑)
寒すぎると疑似冬眠になってしまい、命に関わる危険も!
スキニーギニアピッグの鳴き声はうるさい?のまとめ
- スキニーギニアピッグは、何か要求があるときに鳴きますが、うるさいと感じる鳴き方はしない
- スキニーギニアピッグは普通のモルモットと同じ鳴き声
- スキニーギニアピッグの鳴き声がうるさいと感じる時は、飼い主が過ごす部屋と別の場所にゲージを置くなどする
- スキニーギニアピッグは飼い主を判断でき、ある程度なつく
- スキニーギニアピッグの寿命は、約4~8年
- スキニーギニアピッグの飼い方は、餌やりとゲージ内のお掃除を欠かさずするだけでよい(散歩の必要はない)
- 飼育に必要なものは、ゲージ、ペレット、牧草(チモシー)、野菜、給水器、ペットシーツ、隠れ家(巣箱)
スキニーギニアピッグがうるさいと感じる場合は、一生懸命伝えたいことがあるのかもしれませんね。
かわいい「プイプイ」という鳴き声は、きっとあなたの癒しになること間違いなしです♪
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